2019 BRM323 埼玉 400 アタック高萩

BRM323 Audax Saitama 400q Attack Takahagi in 2019, by SHIBATA Akira.
作成 2019/04/02

はじめに

2019/03/23-17:16

今年も目指せ SR (SuperRandonneur) !  そして、昨年は「燃やせ、情熱とハラの肉」を合言葉に減量したが、パワーも減ってしまったので、今年は「パワーアップ」の年と考え、持久力、短時間パワーを増やしたいと思う。  今年一本目のブルべは BRM112 鎌倉 300km で、おおむね計画通りに走り切ることができた。  二月に 300q のブルべに出ようと申し込みをしていたが、諸般の事情(青色申告のための集計とか、医療費関連のアレコレとか)により、出走を断念した。  そんなわけで、今回は 400q を走る予定。  なお、四月に 600q に出走する予定だが、ソレを走り切れれば、あと一本はどの長さの BRM でも SR 確定だ、と捕らぬ狸の皮算用というか、走らぬ SR の脚算用と言っておこうか。 

さて、まずは復習からだな。  九年前の 2010 のBRM417 埼玉 400 アタック日光 & ビーフで走って、ビーフラインではペダルが重くて、クランクを回せるほど脚が動かず、自転車を降りて押したトラウマのあるコースだ。  このころは力んだ走りをしていたようだ。  力んでいた割にはそれほど早くもなく、残時間一時間半ほどだった。  たしか明るい時間にゴールしていたな。  それと、思い出に残るブルべカード紛失(引き返して落ちているのを発見した)をやらかした時だ。  三年くらい前にはブルべカードはなくさなかったが、レシート(一緒にお金もなくしたので、スタートよりも近かったので自転車で自宅に帰った)をなくして DNF をやったことがある。  そんなわけで、今は、オカネとブルべカードとレシートを一つの袋に入れている。  今回は、九年間分の経験はある、機材もある、ブランクはあるが乗っただけの脚力があると信じたい。 

今年も目指せ SR (SuperRandonneur) ! 

本番前夜まで

装備

ブルべ一週間前というかその土曜日にブルべ出走の週の月曜日の朝、ブルべで使用するシクロクロス用自転車である CX900 に乗っていた当方は左折自動車に進路を阻まれ、体当たりをかまして、落車、本人は前転して左こぶしと左ひざに擦過傷というヤなことがあった。  困ったのは機材のことで、一応自転車はまっすぐ走るような感じはしたけど、後ろギアが軽いほうは行けるが、重いほうが四段くらい行かない。  当方のは SORA なので全九段だ。  重いほうへ行かないと、平地での速度が稼げない。  そんなわけで、出走するかどうかかなり迷ったが、短距離用のロード自転車で出走することにした。 

短距離用のロード自転車は、当方にとっての一張羅だ。  リクエストは 50q 〜 100q で、平地においては最高速を追求し、下りにおいては旋回性を期待した。  自転車という点では同じ乗り物だが、きっとピックアップトラックとスポーツカーくらい違う。  ブレーキは死ぬほど効く、というか、いつも乗っている CX900 のカンチブレーキが効かないともいう。  下りではクイックに曲がるので、石が落ちていても、石の右を通ろうか、左を通ろうかと考えることができる。  CX900 だと、このコースだと踏むなーとか、踏んだら後輪が流れるなーとかになって、コースを変えようと思うほど自由度は高くない。  この乗り味の違いは、ジオメトリ・ポジションにも関わり、ホイールベースはロードのほうが CX900 よりも 6cm 短く、ハンドルは 5cm くらい遠い。  きついカーブでは前輪に足が触れるのでちょっとおっかないし、パニックブレーキで前輪がロックしそうで結構怖いこともある。  でも、丁寧に操作すれば、強力に制動し、ポキっと曲がって、誰よりも早く漕ぎ始めることができるだろう。  乗車ポジションが短距離用であることが心配だが、期待値の 8 倍〜 4 倍程度なら何とかなるかとあきらめた。 

せっかく軽い自転車だが、前照灯は「ジェントス GENTOS LED ライト ネクセラ 909D NEX-909D 」を二本で、ハッキリ言ってとっても重いが、現時点で AA サイズ(単三型)バッテリーでの長時間点灯は右に出るモノがない。  それでも、 CX900 の重さを考えれば天国のような軽さのハズなので、ラクに帰って来られるのではないかと期待したい。 

ハンドル周りと全体

ハンドル周りは下の写真を見てくれ。  真ん中の一番出っ張っているところが Edge 520 だ。  下側で micro USB で外部電源接続をしているので、ビニール袋に入れてある。  速度計だが、速度というよりも道のり測定でキューシートを確認するために必須の装備だ。  いつもつけているバックミラーはロード自転車の方にはついておらず、心眼とか、そういうのもないので、後方確認は目視しかない。 

2019/03/23-10:31

下の写真は前面から見たところだ。  前照灯ジェントス GENTOS LED ライト ネクセラ 909D NEX-909D が二本あり、間に見える銀色の部分がベル(チーンと鳴るアレ)だ。  いわゆるロード自転車はアーチブレーキがついているが、いつもブルべで乗っている自転車はシクロクロス用で、それと比較して、ビビるほど効きが良い。 

2019/03/23-10:30

全体としては、水ボトルを二本、輪行袋と工具は背中のポケットに入れた。  また、前輪も後輪もチューブレスな「キシリウム プロ UST」だ。  このお値段で、このクオリティは革命だと言われて、衝動買いした。  とりあえず、短距離では非常によく進む気がする。  長距離ではどうかわからんがチューブレスのやや低圧なところの乗り心地の合わせて尻のダメージ低減を期待したい。 

2019/03/23-10:29

新装備

今回の新装備は、ココヘリというデバイスだ。  この文章をお読みのあなたは山に登ることがあるだろうか。  本来は、そういう方々のためのサービスであり、デバイスだ。  山で遭難したときにヘリコプターで探してもらって、救助を期待するものだ。  仮に意識を失っていても、帰ってこないと家族が連絡することで、生きているうちに救助されるかもしれないし、動けなくなったときに自分でケータイで電話するなどもあるかもしれない。  亡くなってしまっていたとしても、発見はしてもらえる可能性が高い。  ブルべでは夜を徹して走行していたりするわけで、もしかすると街灯のない山の中を一人で下って、ガードレールを越えて、がけ下に「あーれー」なこともあるかもしれないが、当方はソロ走行が多いのでそうなったら人知れず多くの方に迷惑をかけそうな気がする。  そこで、ココヘリだ。  本来は山に行く人用だが、もしかすると沢に落ちちゃった当方を見つけてもらえるかもーという期待だ。 

2019/03/23-10:29

2019 年 4 月 1 日現在、過去一年で 14 件の発生事案件数で発見率 100% だそうだ。  もし、紹介フォームから申し込んでくれると、入会費用が 1000 円引きになる。  その時には、紹介者の名前→「 SHIBATA Akira 」、紹介者の会員 ID →「 002918-019 」と入れてくれると、当方に手ぬぐいがもらえる♪ので、ソの気になったらヨロシク。  当方は山に登らないのであるが、山の中を走るので、家族を心配させないためにも導入したのだ。 

コース

コースはスタート地点の生越から北東に進んで 100q 先から山がちになって、折り返しまでの 100q とそこから 100q ほど山がちで、最後の 100q はだいたい平らという感じかな。  地名は、コース紹介には「越生−羽生−小山−笠間−常陸大宮−高萩−常陸太田−那珂−笠間−小山−羽生−越生」と出ていた。  まぁ、当方にとってはイマイチなじみのない地名なので、行って帰ってくるだけではあるのだが、ブルべを始めて三本目(九年前の 2010 のBRM417 埼玉 400 アタック日光 & ビーフ)でヒドい目に遭ったビーフラインは今ならどう感じるだろうとちょっと楽しみだった。 

コース図

走行について、机上の作戦

当日の予想天気図を見ると、非常に疎で、等圧線はほとんどない。  だいたい無風か、復路で微向かい風程度と想像した。 

体調を見ながらになるが、ほぼ平地の終わりの PC1 までは 130W 〜 150W で走ることにしようと考えた。  調子がでてきたら、 150W 前後で走ることにして、最後までそのくらいで走れればいいかと期待した。  可能なら、トータル 20km/h 超えの 20 時間切りを期待した。 

標高の図

ブルべ当日

2019/03/23-02:51

さて、午前 2 時半に起きたら、ヤカンいっぱいにお湯を沸かした。  最近、売っているところを全然見ないところの、この日のために準備した「ペヤング ソースやきそば超超超大盛GIGAMAX」だ。  当方の場合、ブルべだと標準的には 100q で約 2000kcal 消費する。  400q のブルべだから、約 8000kcal 消費する見込みだ。  「ペヤング ソースやきそば超超超大盛GIGAMAX」は 2142kcal とオモテにでっかく表示されている。  すなわちっ!先にこれを食べておけば、あと 6000kcal 食べるとトータルの運動量とバランスするわけだ。  当方の場合、前日までのカーボローディングはあまりヨロシクないモヨウ。  というのも、前日の夜にたくさん食べると、暑くて眠れないことが多い感じがする。  だから、当日の朝に食べるというスタイルの方がよさそう。  約 2000kcal を先に食べて、ブルべ中にある程度食べて、足りない分はハラの肉を燃やして走るという考えだ。  鶏のササミを前菜に、メインディッシュに「ペヤング ソースやきそば超超超大盛GIGAMAX」、アンパン二つをデザートにして朝食を終えた。 

自動車に自転車と着替えや工具などを積んで出発した。  ちょっと出発が遅れた。  スタート地点に車で到着したときにはすでにブリーフィングも終わって出走する人もいた。  大急ぎで、準備し、受付をして、車検をして、出走した。 

結果

基本的には今回の目標も完走。  ま、 400q だから、 20 時間を切れたらちょっとうれしいなとは思いつつ、無理はしないという考えで出走した。  それに対し、 19 時間 48 分(だったかな)と、時間は目標達成だった。 

ダイジェストとしては下のように出力が推移した。  15 時間過ぎアタリから出力が下がってタレていることが見て取れるが、最後の方で盛り返しているので、ソコソコには脚は残っていたようだ。  写真で、だらだらと当方の感想をグラフの下に流してみよう。 

今回はロガーの表示を見て、スタートからしばらくは 130W 〜 150W 、身体が温まったら 150W 程度で進行し、折り返しを超えたらどうせタレるから、特に制限せず 150W 〜 180W を目標に走ろうと考えた。 

Edge 520 の電池がゴールまで持たないだろうと考え、モバイルバッテリーを持参した。 

パワー推移

スタート〜 PC1

この区間はだいたい平地だ。  予定ではウォーミングアップも兼ねているので 130W 〜 150W で走行を考えたのだが、いきなりちょっとしたアップダウンがあったので、すぐに身体は温まった。  そこで、 150W 超えで走行を始めた。  それでも、ほぼ最後尾を独りで 10 分くらい走って、遠くにブルべライダーを発見するとちょっとハッスルして勢い込んで近づいたのだった。 

2019/03/23-07:13

2019/03/23-07:17

気温が低いせいか皆さんなかなか厚着だった。  当方はウィンドブレーカは下半身だけで、上半身はスタートして 20 分過ぎには上半身のウィンドブレーカを脱いで長袖ジャージで走っていた。 

2019/03/23-07:29

2019/03/23-07:36

2019/03/23-07:50

2019/03/23-07:57

なんとなく向かい風の中を走っていたら、勇者がいた。  そう、ママチャリだ。  とてもじゃないが、当方はママチャリで参加する勇気はない。  せめてペダルは連結できないと足が滑る。  とにかく、当方は一時間かかってこの方に追いついたわけで、かなり早い。  完走できたか気になるところだ。 

2019/03/23-07:57

2019/03/23-08:34

2019/03/23-08:36


2019/03/23-08:40

2019/03/23-08:42

2019/03/23-08:45

出発して二時間ほど経って、同じ自転車屋さんに出入りしている方に追いついた。  相対速度はそれほど大きく違わないが、信号が減ると当方のほうが早い。  街中では追いつけないが、イナカで平地が多い今回のコース序盤ではボチボチ追いつくかなと思っていた。  でも、予想より早く追いついたのでペース上げすぎかと思ったが、計器走行をしている当方は予想と違って、アレコレ考えてしまった。 

2019/03/23-08:58

2019/03/23-09:36

2019/03/23-10:20

スタートから約三時間二十分、 79q の PC1 に到着した。  平均速度は 24km/h を少し下回る感じだ。  平地だから、結構貯金を稼げた。 

2019/03/23-10:22

PC1 〜 PC2

焼きそばの貯金があるので、軽く済ませた。  タンパク質補給の飲み物があったので、水分補給を兼ねて飲んでみた。  ちょっと気になったのはここまで、のどが全然乾かなかったことだ。  ボトルの水には全然手をつけなかった。  それどころかオシッコしたくなって困ったわ。 

2019/03/23-10:28

2019/03/23-11:15

2019/03/23-12:01

2019/03/23-12:25

2019/03/23-12:48

ビーフライン入り口の信号を曲がって、少し走ると不意に見覚えのある風景に出会った。  そう、運動場の脇だ。  あの時( 2010 のBRM417 埼玉 400 アタック日光 & ビーフ)は向こうから下ってきたが、今回は反対方向に走っているので上っている。  この辺からアップダウンが始まるのねーと覚悟した。 

2019/03/23-13:03

2019/03/23-13:04

標識に斜度が 10% であることの表示が何度か出た。  しかし、あんなに苦しんで、自転車を降りて押したのに、何ということでしょう。  確かに登り坂だが、一番軽いギアにしているとクランクをクルクル回して登れるじゃない!  それは、九年ほどトシを取った当方だけど、経験やトレーニングなどの九年の蓄積が上らせているのか、それとも九年前から今週の頭まで乗っていた CX900 よりも短距離用自転車が 5kg 軽いという機材ドーピングのせいなのか……

2019/03/23-13:10

2019/03/23-13:14

解せぬ!  と、自身を不審に思いながらアップダウンを超え、途中道の駅のようなところでトイレに寄りつつ、ビーフラインをサクサク進んだのだった。 

2019/03/23-14:00

約 157km 地点の PC2 に出発から約 7 時間、登りを含めて 22km/h のトータル速度、悪くないどころか、かなり良い感じだ。 

2019/03/23-14:05

PC2 〜 PC3

そろそろ、ちゃんとエネルギー補給をしようとハンバーグ弁当に手を出してみた。  相変わらず、オシッコ行きたくなるのにボトルの水にほとんど手を付けていなかった。  これじゃ、単なる重りだよと思いつつも、約 1.5 リットルの水を運んでいたのだった。 

2019/03/23-14:09

PC2 を出て、しばらくしてから、下っ腹が痛くなってきた。  PC2 まではオナラが出ていたが、なんかミが出そうな感じだった。 

2019/03/23-15:47

2019/03/23-16:02

PC3 に近づいてきたなーと思っていたら、前方からブルべライダーが!  そう、折り返したライダーだった。  ちょっと元気でちゃった。  自覚したときオレって安上がりだなと思った。 

2019/03/23-16:04

2019/03/23-16:06

伊豆では一月に菜の花が咲いていたが、高萩近辺だと三月下旬だ。 

2019/03/23-16:14

出発から約九時間半、 205km ということで、 21.8km/h で折り返しに到着だ。  九年前に苦しんだビーフラインを難なく越えてきちゃったので、少々拍子抜けだった。  ビビっていたが、これは 20 時間切りを真剣に考えてもよさそうだという気になった。 

そう、到着してトイレに駆け込もうと思ったら、待ってる人が三人…… モレそうな気がしつつ、腹痛に身をよじりそうになったが、オシッコをガマンしている幼稚園児のような感じがしたので、余裕があるふりしてトイレを待った。  そして、トイレに入って軽量化が済んでさて流そうかと思った時にドアにカギをかけてないことに気づいた。  誰も入ってこなくてよかったと、胸をなでおろした。 

2019/03/23-16:25

PC3 〜 PC4

ここでもプロテインドリンクを試した。  効果があったかどうかはわからない。  気温が下がり始めているので、暖かい飲み物ということで、ココアを探したが見つからなかった。  じゃぁ、折り返しだし、さらにオシッコ近くなるが、カフェイン投入もいいかとミルクティーを飲んだ。 

2019/03/23-16:38

そして、 PC3 で事件は起こった。  早めに充電しておけば、もしモバイルバッテリから補給充電しても電池がゴールまで持たない予想ができたときに、コンビニを探して、別の方法で充電する方法をとれるかもしれない。  そんな考えで、ロガーのバッテリが 60% くらいになったら充電している。  PC3 を出るときに充電を開始したら、ロガーが固まった(ように見えて、固まってなかったかもしれないが少なくとも 10 分くらいはおかしな状態になっていた)ので、キューシートを見ながら走行することに切り替えなくてはならないと思った。  幸いにして、数キロメートル走るうちにロガーが復旧したので事なきを得た。  ハラはスッキリしたのに、機材トラブルかーと、ちょっとウツ入ったが、ロガーが復活して、ココロも晴れた。  相変わらず雲が多かったけどね。 


そして、ブルべライダーとすれ違い始めた。  そうか、さっき見たブルべライダーは、当方より一時間ほど未来を走っていたわけだ。  「ザックリ 20q だな」……そんな計算をしながら、山道をヘコヘコ登った。 

2019/03/23-17:15

2019/03/23-17:17

もうね暗くなってきていたからブレブレでこれ以上鮮明な写真を撮れる気はしなかった。 l

2019/03/23-17:22

2019/03/23-17:24

2019/03/23-17:29

2019/03/23-18:14

スタートから 12 時間半経って、 260q の PC4 に到着した。  平均速度 20km/h で走れば、 13 時間で到着するから 30 分の早着だ。  そんな計算をしながらコンビニで買い物をした。 

2019/03/23-19:29

PC4 〜 PC5

ここでは、暖かい汁ものを食べたいと思ったので、チャーシュー麺を食べた。  また、マックスコーヒーという甘い缶コーヒーを見つけたので、カフェインドープを兼ねて飲んだ。 

2019/03/23-19:36

夜間、走行中の写真を撮れるほど当方のデジカメの感度は高くないので信号の時にそっと撮影するくらいだ。  チャレンジはしてるけどね。 

2019/03/23-20:12

信号とかで止まると手振れが酷いが、記念に撮影するのだった。 

2019/03/23-20:18

でさ、日が暮れたら、星が出てるの。  晴れたんだな。  そうすると、寒いわけよ。  熱が宇宙に直接逃げていっちゃうからね。  いわゆる放射冷却ってヤツね。  冷えてきたなーと思いながら走っていた。 

2019/03/23-20:39

出発から 14 時間半ちょっと、スタートから 302q である最後な PC5 に到着した。  この時点で、 20 分の余裕があった。  ということは残り 100q を 20km/h すなわち 5 時間で走り切れれば、 20 時間切りということになるとわかった。 

2019/03/23-21:32

PC5 〜 Goal

のこり 100q ということで、最後の補給だ。  またチャーシュー麺を食べて紅茶を飲んだ。 

2019/03/23-21:40

月を眺めながら、星も出てるなーとか、街に近づくと少し暖かくなって、建物が減ると寒くなるという経験をした。  脚の出力も落ちて、心拍も上がらない状態になり、ぼんやり走っていた時、三台の自転車が当方を追い抜いた。  はっと、目が覚めた。  ここでペースを上げてついて行こうと思ったら、お一方がメカトラか、信号で停まってしまったので、当方はまた一人旅になった。  でも、この方々のおかげでペースが上がって、いいペースのままゴールに駆け込んだのだった。 

2019/03/24-00:40

そんなわけで、ゴールにはスタートから 20 時間を切って転がり込み完走できたのだった。  最後の 10q くらいはマジ漕ぎしてたため、ゴール直後は暑かったのであるが、手続きをしている間に寒くなった。  そこで聞いたら、 -4 ℃だとか、そりゃ、寒いわ。 

2019/03/24-02:51

当方のロガーも気温を記録していた。  出走から 20 時間を通してあまり気温の上がらない日だったことが、下のグラフでわかるだろう。  最後、氷点下な -3 ℃だもんな。 


その後

当日

早々にゴール地点を辞して、自動車で帰途に就いた。  圏央道の狭山パーキングエリアまでもだいぶクラクラしていたが、頭はわりとハッキリしていた気がした。  しかし、エンジンを止めて仮眠しようとしたら、寒い。  この季節、仮眠するには毛布が必要だと思ったことがあった。  仕方なく、ヒーターをつけて、アイドリングをしながら気絶した。  およそ一時間くらい経った頃だろうか、やっぱり寒くて目が覚めた。  しかし、頭はハッキリした感じなので、トイレに行って、パーキングエリアを後にした。 

運転中に空腹感を強く感じ始めた。  このまま、ハンガーノックになって、アシドーシスか何かで気持ち悪くなると厄介なので、クルマに積んできていたパンにかじりついた。  ちょっと大きくて、やや硬くて食べにくいモノだったが、眠くなるよりはずっとマシで安全運転を第一にした。  もし、途中で眠くなったら、圏央道には厚木パーキングエリアもあるので、そこまで行きつくことを目標にした。  しかし、厚木パーキングエリア脇を通過するときは眠気はだいぶん去っていてそのまま一気に帰宅した。  帰宅したら、シャワーを浴びて食事をして、仮眠を取った。  その後買い物に行くなどダメージは小さかった。 

翌日

通勤に使う自転車は修理に出しているので、電車で出勤した。  駅まで歩くのは膝が少々痛いくらいでよかったが、階段はモモに疲労があることが分かった。  普段は地下から 10 階まで階段を上るが、エレベータに乗った。 

翌々日くらいには少々キツいが歩いて階段を上がれるようになったので、だいたい復活と考えた。 

考察

脚の残り具合

150W 〜 180W での走行が多かったがおおむね成功だったと考えられる。  やっぱり平地が多いとラクなのと、ビーフラインも斜度はやや大きいがあまり長くないなど、九年前のトラウマは当時の当方の脚があまりにも弱かっただけの問題だったようだ。  実際行ってみれば、伊豆のアップダウンとあまり変わらないし、自動車が少ない分、気分的にはラクだ。  あと 200q を走れるか?  多分、走れると思う。 

下にピークパワーの表を提示する。  スタートから 6 時間後くらいからが、最もパワーが出ているあたりで、おそらくビーフラインに入ったからだろう。 

スタートから 11:36 後の 2 分間 240W は、復路に入っているな。  誰かを追いかけたときだろうか。 

5 秒と 10 秒の 500W くらいの出力を記録したのは、おそらく復路の「喜沢分岐点」手前のアンダーパスだと思う。  脚がどれだけ残っているか、ちょっと瞬間出力を確認したのだった。  実は、これはちょっと後悔した。  その後、疲労感がかなりあった気がする。 

ピークパワー:スタートからの時間

当方の坂にヨワイというトラウマは 2010 のBRM417 埼玉 400 アタック日光 & ビーフで最初に形付けられたと思っている。  実際には、その後もずいぶんと登り坂で自転車を押した。  今回ビーフラインを走ってみて、ラクになったとは思わないが、もっと長い登り、もっとキツい登り、雨、向かい風、寒さ、体調不良など悪条件をたくさん経験したので、ケガはしてるけど、軽い自転車で参加していて体調も悪くないとくりゃ、ビーフラインに対する恐怖は払しょくできたと言えよう。 

Garmin Connect による分析では TSS が約 860 となっている。  オレ、そんなにガンバっちゃたの?  結構疲労したと思うが、そんな値になっているとはつゆ知らず。  でも、当初予想した、使用エネルギー 8000kcal にかなり近い消費となった。 

Garmin Connect

吐き気対策

吐き気対策は前回を踏襲して、いくつかやってみた。  ただし、当方のマネして、死んでも、当方は責任は取らない。  悪心はなかったが、ちょっとげっぷがゲロ臭い気がしたので、問題が出つつあったのかもしれない。 

先頭のペヤングだが、超大盛を食べていた 3,4 年前は結構イケてたというか、あまり吐き気に悩まされていなかったような気がするので、朝食カーボロードしてみたということだ。  というのも、前の晩にたくさん食べると、どうも寝つきが悪いような気がしていたので、いつもよりちょっとだけ豪華な夕食にして、当日朝にたくさん食べるということにしてみた前回の 300km ブルべだったので、今回も同じにしてみた。 

そして、前回摂ったカルシウム剤なのだが、ハッキリいえば、今回は忘れていた。  600q の時には忘れずに飲んでみようと思う。 


最後に

昨年は減量はできたけど、パワーが落ちて、あまりいいことなかった。  今年は、減量よりも鍛え治して、出力を上げられるようになりたい。  しかし、やっぱり、「燃やせ、情熱とハラの肉」なのだ。 

オダックス埼玉の方々、サポートのメンバー、各出走者には感謝している。  この場で感謝の意を表したい。 

ということで、 2019 年の二本目は終わった。  4 月に 600km を走れたら、どんな距離の BRM でも SR だな。  早めに SR を名乗れるようになりたい。  質問・意見・感想も歓迎だ。 


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